【FASID 国際開発研究大来賞】2月1日「表彰式・記念講演会」のご案内


『開発研究の和製化を考える』佐藤 仁
『「近代化」は女性の地位をどう変えたか? タンザニア農村のジェンダーと土地権をめぐる変遷』田中 由美子


当財団では学術の振興、国際開発分野の研究奨励と良書の発掘に資するため「国際開発研究 大来賞」を設け当該分野の優れた書籍を表彰しております。本年度は『「近代化」は女性の地位をどう変えたか』(田中由美子著)ならびに『野蛮から生存の開発論』(佐藤仁著)の二作品受賞が決定しました。この受賞を祝し、表彰式・執筆者による記念講演を開催します。皆さまのご出席をお待ちしております。

第21回大来賞_受賞作品紹介リーフレット:
https://www.fasid.or.jp/_files/award_detail/21leaf.pdf
*インクルーシブな社会実現に向けて、手話通訳を配置します。

日時:2018年2月1日(木)15:00〜17:00

記念講演
演題『開発研究の和製化を考える』佐藤 仁(東京大学東洋文化研究所 教授)
 国際開発のキャリアステップとして英米の開発学大学院に留学することは定石になっています。他方、日本の国際開発大学院は海外からの留学生が大部分を占めています。ならば日本人が日本の大学院で開発を勉強する意味は、どこに見出されるか。また、そこで学ぶべき開発学とはどのような特徴を備えたものであるべきか。いまだに欧米のトレンドを追いかける日本の開発研究を真に和製化し、世界に提示する可能性について拙著を踏み台に考えます。

演題『「近代化」は女性の地位をどう変えたか? タンザニア農村のジェンダーと土地権をめぐる変遷』田中 由美子 (JICA元社会開発協力部長、城西国際大学招聘教授)
 慣習的な土地法や既成概念に阻まれ、女性が土地を自己名義で所有・相続することは難しい。一方、タンザニアの農村では、女性の土地権が経時的に増加している。女性たちは、幾多の弊害を乗り越えつつも、押し寄せる「土地権の近代化」の波に乗り、
自らの手に土地の権利を獲得してきている。女性たちの土地権の向上は、貧困削減だけでなく、女性のエンパワーメントの達成にも大きく寄与している。「ジェンダー視点に立った国際協力」が一層、求められている昨今、本研究の成果を通じて国際協力に関わる研究者・実践者にとって今後何が求められているのかを、一緒に考えていきたい。

会場:FASID セミナールーム(東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MT ビル6 階)
参加費:無料(事前申込が必要です)
申込:お名前・ふりがな、ご所属、電話番号(昼間連絡できる先)を事務局(okita@fasid.or.jp)にてお送り下さい(受付完了は事務局からemailを送ります。)
締切:2018年1月30日 会場定員になりしだい締切らせて頂きますので、早目にお申込み下さい。
*式典・講演に続き執筆者を交えた懇談会を同会場にて催します。引続いてご出席下さい。

[掲載期日] 2018年2月01日まで


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